行けず(2023/11/05)

 音楽を聴きながら文字を読んでいると、丁度いいと思えるような瞬間が一時としてなく、結果どんどんと、行きたくないところまで読み進んでしまう。
 電子のぬかるみに足を取られて何年行けず……もう10年は、そういった生活をしている気がする。Twitterがあるなしに関わらず、私は同じようなことばかりをしている。
 やろうとしたことができないというのは、思っていたよりも精神を使う。擦り切れるまではいかないが、言語野のリーディングに致命的な欠落を覚えるような感覚。
 思い返してみると、最後に覚えた新しい言葉はなんだったろうか。それをいつ、覚えたのだろうか。私はいつから、既存の言葉ばかりで喋るようになったのだろうか。
 人と連絡を取る、というのがどうも苦手だ。にもかかわらず、私は個人では完結しえない性分。それは現代の人類全員そうで、結果この社会システムが構築されたんだろうとも思う。だから嫌なんだけど。
 なんだかんだで、頭の中で捏ね繰り回すという行為自体は、そう悪くないものではある……あるが、普通に実施したほうが何もかもはやい。巨大な自然と電子のCPUに、人の頭脳では打ち勝てないということなんだろうね。
 そうして時間を浪費するうちに、私は枯れはてるのかもしれない。どうにもわからない。私は自身の展望が見えたことがない。これは小学校の頃からそうだった気がする。嫌なもんだ。

pop poop(2023/09/12)

 AC6が出てから、もう結構経った。ゲーム内とは打って変わって、外は随分と環境が変わったような、はたまた変わっていないような。つまるところ、依然下らないまんま。

 これはACじゃない! って人を、見かけるようになった。開発陣のリプに凸るやつはいたし、ディスクを割ってる人もいた。随分荒れてんなって、思いましたたた。
 ACVDからAC6まで、マア大体10年くらい間があって。その間に、大体のプレイヤーたちは過去作をしゃぶりつくして、結果それぞれのAC観というものが生まれてしまって。ホント、下らない。
 認識をアップデートするってんは、かなり難しい。色々やったりやんなかったりして、まあ痛感した。今は若いからギリ持ってるだけで、俺も年くったらあーなんだろうな、地獄だ。
 しかしまあ、新規獲得すんなら、こーなんのも仕方ねーわ。言っちゃなんだけど、旧作のゲームデザイン、戦闘中はあんま緩急ないように出来ちゃってたし。それをそのまんま出したら、それこそ終わりでしょ。だから、気持ちが分からんでもないけど、これはしゃーないことなんだ。

 それはさておき、擬人化をかなり見かけるようにもなった。俺はかなり苦手な部類のそれで、結構ヤな気分にはなる。ウマ娘をやっておいてそりゃなんだ、という話ではあるんだが、まあそれは置いといて。
 なんつーか、個々人の想うそれが見られることはとても良いし、デザイン的にグッとくるモンも結構あるし、本当にそれ自体は良いんだけど……。結局それってオリキャラ披露会じゃん? っつー感想が、やっぱ出てきちゃうんだよな。いや、マジで否定するワケではないんだけど。それら作品を否定するワケでは、ないのだけれど。苦手なだけなんだけど。
 そのコバンザメのような承認欲求が、やっぱり気持ち悪い、マジで苦手。これはしょうがないことだから、俺はあんま見ないようにしているんだけど、でも流れてきちゃうんだよな。そりゃ仕方ねーから、一旦ミュートで済ませてるケド。

 でもなんか、ゲーム内にないコンテンツを生み出し始めたら、それはもうホント、終わりじゃん……て、思うよ。別に、マジでなんべんでもいうけど、否定は……しないよ? 俺個人が嫌いなだけだし、別に、本人に凸って言うワケでもないケド。
 でもやっぱ俺は、嫌いだ。自分自身が何かしらのコンテンツ生産者だと思ってるようなそれが、本当に。こんなブログ書いてる時点で、オメーが言えた話じゃねーけどな←結論。

 あと、ルビコニアンデスなんとか~、みたいなのもよく見かける。案の定、俺はこれが苦手。
 マア、特定の言葉を繰り返し集団で使うこと特有の、属しているという気になれるその快楽自体は否定しない。俺もちょくちょく、使ってるし。でも苦手。
 なんつーか、コンテンツに対する認識が上書きされていく、ないし上書きしようとしていく、その感覚が気分悪くなるんだワ。
 俺は基本、ゲームや映画、マア漫画とか小説とか音楽とか……ひっくるめてコンテンツと呼びますけれど、それらコンテンツ自体を楽しみたい側の人間なんだよな。つまるところ、誰かの感情に左右されず、自由気ままにコンテンツを楽しみたいってんだろーけど。じゃあSNSやんなって話だよな、マジでそう。X(旧ツイッター)、やめて~な。
 そう、だからアップデートで敵がナーフされるのとかも嫌いなんです。自分の体験が否定されてる気分になるので。ここ最近のフロムはそーいうのをよくやりがちなので、ホント、マジでジブンらが作ったゲームに自信持ってほしい。Hidetaka Miyazaki、アンタほどのゲーム下手がクリアできるんだから、万人にもきっとできるはずなんだ。胸を張って、生きろ――。

 つーか、結局ね、それら個人個人のうんにゃかはんにゃかなんてどうでもよくて、マジで結局、上記のそれらを記事にしてるいろんなWebサイトが、気持ちわるいって話です。電ファ〇、オメーのことじゃねーぞ?

AC6に感謝(2023/08/30)

 とりあえず全ルートクリアして、マアあとは隠しパーツ拾って終わりかな思うたんで、ある程度の感想をここに投げよかな思います。

 

+

・戦闘にメリハリがついた

 良くも悪くも思い切ったな~って感じの調整。まあ言ってしまえば隻狼の体幹システムなんだけれど、これがなかなかどうしておもろい。

 相手を即怯ませるためにショットガンを持つか、怯み値を継続させるためにマシンガンを持つか、それともワンチャン運ゲミサイルマンになるか……。選択はワイら次第です。

 おかげさま、武器の選択で頭を悩まされるし、思いついたのが上手くいったときは脳汁ドバドバでますし、マジで麻薬か? このゲーム。麻薬だったわ……。

・操作感◎

 最初は武器4つ同時使用とかどーなん? つってましたけど、マア、なんだかんだで、上記の戦闘システムからくる武器選択から、あとR3押したときのオートエイムとかから、別段そーでもないかもな、ぐらいにはなりましたネ。意外とね、使えますよ、4ボタン。自転車乗るんと同じ感覚っすね、マア僕自転車乗れませんケド。

 それに、脚部ごとの特性の違いもかなり感じられて◎。とはいっても二脚、四脚、タンク……ぐらいの大まかなジャンルではありますが。それでもまあ、いろいろ選んでいろいろ苦戦して……ってできるのは、なかなか良いモノです。

・ストーリー◎

 正直、プレイ前まではかなり期待していなかった部分ではあったストーリーは、意外にもオモロを引っ提げて脳みそこねこねコンPイルしてくれました。

 マジで、ACとしてもフロムゲーとしても、なかなか喋ってんちゃうの? みたいなね。実際どうかはシランケド、結構キャラが立ってます、みんな。キ印から優おじまでちゃんとそろってます。

 あと全員声が良い、そりゃそうか。

・メカデザイン◎

 軽量、中量、重量、それぞれのパーツで印象はなかなか違います。なんで、今回メカデザイン全般気に入らんな……みたいなのはないかな。全部カッコいいし、変。それにセルフオマージュもあるし。久しぶりに「メカカッケー!」って言いながらゲームやりましたよ。

 しかもね、敵のデザインも良い。ア~○○の延長線上にありそ~、みたいなのはちゃんとあるし、奇天烈怪奇なデザインもちゃんとある。シュッとしたデザインとか、ゴツゴツとしたデザインとか、マジで全部ある。

 にも拘らず違和感を覚えないのは、ひとえにキャラ付けとシナリオのおかげなのかしら。よくわからんね。兎角、カッコいいのは事実。マジです。買って、確かみてみろ!

・周回要素が充実している

 正直これは語弊があるな……。このゲームシリーズ、ストーリーの分岐を見るために周回させられる系の奴なんだけど、それが単調にならないように、3ルート分、つまりは3周分、しっかり充実してます。

 なんか知らんミッションあったり、なんか知らんこと喋ったり……。セリフとかも細かく収録されてたりするんで、気になったことは全部やったほうがいいかも。

 ここだけの話、チュートリアルミッションで「リペア使え!」って言われる前にリペア使うと特殊セリフ聴けます。ここだけの話ね。

チュートリアルが充実している

 脚部ごとの特徴とか、武器ごとの特徴とか、ある程度のことを、実践させたうえでお話してきやがります。

 今までこんな丁寧に話してくれたか? って思うぐらい丁寧に話してくれるので、マジで新規獲りにきとんやな~って思ったよね。思ったよな? 思ってんだろ? ……思わないのか?

・ACテストの最中でも機体を組み替えられる

 そういうことよ。なんなら、武器ごとにデモ映像乗ってるし。色々お試ししたいけど、金が……みたいな人間にやさしい! 優しすぎるだろ。

-

・新規獲得パーツがどこにあるのか分からない

 新規獲得パーツには、アイコン右上ぐらいに青い丸が出るんだけど……。それは良いんだけど、カテゴリには出してくれないんだよな。

 どういう名前のパーツを手に入れたかは分かるけど、それが武器なのか、頭なのか、胴なのか、腕なのか、脚なのか……。それが分からんの、マジでゴミすぎます。

 何入手したか確認するために、1カテゴリずつ、1パーツずつ、ゆっくりカーソル押しながら確認してくの、マジでありえんぐらいつまらん時間やからな。カテゴリのアイコンにも青丸つけてくだーせー。

・ミッションのランク制度がかったるい

 ストーリープレイ時にはランクつかずに、リプレイして初めてランクつくってのは、すごい悪くない発想なんだけど……。このゲーム最低3回は周回しなくちゃいけないから、同じミッションを、最低3,4回も遊ばないかんのは流石にだるいて。

 せめて2周目以降はストーリープレイ時にもランクつくようにしたら、ある程度楽にはなるんちゃうか……?

・フレアがない

 おかげさま、対戦は専らミサイル祭りです。そも対人環境が終わっているので、主題はそこでもない気がしますね?

 とはいえこれは悪いことだけでもなくて、このゲーム、戦闘はどちらかと言わずともダークソウルみたいな、この攻撃にはこう対処! て感じのゲームなんですね。だから、立ち回りを意識してほしくて敢えて消したんでしょうけど……。

 マ、そもそも対人なんてミクロも考えてなさそうだし、どうでもええわ。

・ブーストONとかいうボタンがいらない

 ブーストON・OFFじゃないですからね、ブーストONですよ。しかも単体じゃ動作しない、Lスティックと合わせて初めて動作するクソキーコン。

 しかも何がアレって、これ別に押さなくても良いんだわ。クイックブースト吹かしても勝手にONになるんだわ。じゃあ要らねえじゃんかって話。ついでに言えば、ジャンプだとONにならない。なんやねんそれ。一番ヘン。

 もっと言えば、ブーストOFFの状態もいらない。体感、平面方向の移動がおそなったな、ぐらい。上下に関しては変わんない、多分。ヘン。

 せめてON・OFFボタンで、かつOFF状態だと落下速度増加……とかだと、対戦もまあ色々択あったんかもな~とか、オートエイムを抜きにすれば、思ったり思わなかったり。

 

総評

おもろい。みんなあそぼーね。

珈琲の味(2023/08/19)

 爪をきった。長い爪が地面に飛んでいった。僕はそれを拾って、ゴミ箱に投げた。この爪切りは性能が悪いから買い換えようと、決意して何か月経ったろう、そんな疑問は水に流し、僕は人差し指へ爪切りをスライドさせた。

 髭をそった。長い髭が床に落ちた。僕はそれを後で回収しようと、一旦の後回しにしさらに髭剃りをスライドさせた。前にそってから、多分二か月くらいかな、そんなことをふと思った。

 僕はこの二か月、何をしていたんだろう。お湯を沸かしながら、ふとそんなことを思った。ゲームはした。Loop Heroというゲームにハマっていた。同じ道をぐるぐるとするだけのゲームだが、そこに変化をもたらすのがプレイヤー自身だというそのゲーム性が面白く感じていた。いつの間にか起動しなくなっていて、Dドライブから消去した。

 映画は観た。色々観たが、ホラーモノが多くあったと、ウォッチリストを見てそう気づいた。
 夏だからという理由で観たわけではないのだが、やはり夏にはホラーだと、心の底では考えていたんだろうな。B級からAAAまで、いろいろ見た。結局ドハマりしたのは、『コワすぎ!』とかいうホラーとは言い難いものだったが。ディレクターがキ……なのが好印象だった。
 そういえば、昔はテレビでホラー番組が多かったな。小学生の頃はそれが怖くて仕方ないのに、なぜか見ていたのを覚えている。今でも覚えているのは、アイドルが廃校のトイレを蹴破る、というホラーとは関係ないものだが。おい、趣味が変わってねえじゃねえか。ふざけんな。

 本は読んでいない。なんか読む気にならなくて。
 いや実際のところ読んでいたのかもしれないが、まあパッと思いつくものはとくに読んでいない。なんか知識を入れようと思っていろいろしていたが、結局建築云々しか頭に入っていない。最近は建築関連にお熱らしいと、いまになって気付いた。遅いな……。

 ちょっと前に珈琲をこぼした。そりゃもう盛大に溢した。300mlは溢した。タンブラーの8割は溢した。ほとんど飲んでなかったのが裏目に出た。俺熱いの嫌いなのになんで毎回ホットにしてんだろうな。
 幸いにもキーボードとモニターが濡れただけですんだが、そのキーボードが死んだのだから最悪というものだ。Spaceが死んだせいで変換はしづらいし、Rはカチカチだし、Uもカチカチ。どうやらこれら二つはかなり使用頻度が高いのだと、タイピングしてから気付いた。
 Altも死んでいるので、ただでさえ腹立つMayaが、さらに腹立つものになっている。なんならSpaceも死んでいるのだから、いやもうモデリングどころの騒ぎではないんだよな、モデリングしてから気付いた。遅いな……。

 そうやって回顧していたら、珈琲をまた溢した。幸いにも今回はキッチンで溢したので、まあ良いとしよう。

 その後手を洗っているときに、そり残しがあることに気付いた。顎の左側のラインに、一本長いのがあった。そんだけ。お終い。

なんかいい感じのタイトル(2023/06/25)

 ブログを書く、とTwiしてからはや11分が経った。ので、今から文字を書いていこうと思う。私はスロースターターなのだ。

 今日は何について書こうか。とか書いても仕方ないかもな。ああ、どうしよ。書く内容がない、でもなんか書かないと気が済まない。どうしようもない。どうしよっか。脳からダラダラと文字を垂れ流しつつ、今日書く内容を考えている。良し、これで170文字は稼げたぞ。

 まあ、こうしてダラダラと文字を書いていると、なんだか自分はただキーボードをたたきたいだけなのかもな、とか、あるいはキーボードが自分にたたかれたいだけなのかもな、とか、意味のないことばかり考えてしまう。そうだ、私は意味のないことが好きなんだ。良し。今日はこれについて書いてこう。

 さて、今こうしてブログを書いているときも、私は就職活動とかいうものをしなければならないし、そのためにポートフォリオとかいうものも作らなければならない、らしい。けれど、そんなものは一つも行っていないし、作ってもいない。じゃあ会社を探しているのか? と聞かれれば、それにはNOを返してしまうし、じゃあポートフォリオにのせるための作品を作っているのか? と聞かれれば、それにもNOを返してしまう。社会的動物という概念において、今は無駄な時間と言えるんだろうな。

 そういえば、無駄、というのは一体どこから見た時に発生してしまうものなんだろう。
 このブログは、Twitterで形成された私という概念からすれば無駄なことであるが、メンヘラしぐさをしなければならない、純然たる私からすれば無駄ではないから。つまり、まあ、こういった論理を通し続ければ、人生に無駄な時間なんて無いのかもしれないが――実際そうなのかもしれないが――、そんなのは詭弁で、現代の人間は社会に貢献し続ければならないワケで。つまり、まあ、無駄なんだけれど。このブログは。まあいいや。

 話を変えましょう。私は今、学校をサボって、まあぼうっと音楽についての知識をだらっと得ているワケなのだが。どうにも知識を手に入れるのは楽しいな、と、まあ人生何回目なんだその感想は、とは思いつつ、とりあえず現状を楽しんでいる。
 んで、家でやりたいことがないか、あるいは精神不安に襲われたときは、ぶらっと外に出て、電車に乗って、寝て、起きた適当な駅で降りて、みたいなことをやっている。
 そうして降りた場所ってのを歩くんは、なんか楽しいんだよな。そこの通りを右! つって曲がったら行き止まり。かと思えば、ちゃんと見れば道があって、そこを通ると国道に繋がってて。そうして脳内マップの空白が埋まる瞬間は、楽しい。また、拡張されていく瞬間も、まあ楽しい。
 これもまあ無駄なのかもな、とかは、当然考えている。今私がやるべきことは、チョット上に書いた通りのことだし、音楽を学んでやってこうだなんてことでもないし。それに、埋まったマップの場所をまた歩くことは、もう二度とないだろうし。
 ただ、やるべきこと、というのがどうにも気に食わないんだよな、私は。それは過去の私がやりたかったことに起因するもので、今の私がやりたいことではないんだ。私は気分屋なんで、どうも、そういった責任を負いきれない。最近気付いた。遅すぎるか?(笑)

 つまるところ、私の人生において一貫したことなんてそうないし、長く続いている趣味も、アー、まあそんなないし。これがどうやって社会に迎合すればいいのかなあ、なんて。そんなことをずうっと考えさせられているんだ。来年からはいけてフリーターだよなあとか思っています。意味のない文字を書いたな。あざした。1500文字。

densha(2023/05/27)

 時間というヤツは酷いヤツだと、ここ最近、ずうっとそればかりを考えている。いつの間にか成人しているし、いつの間にか春になっていて、そうしてぼうっとしているうちに、いつの間にか、また春になっているし。
 ボクは去年の春から何か変われただろうか、だなんて。確かに、実際に変わっていることは多くあるけれど、それは外面のはなしで、ボクの内面は未だ何も変わっちゃあいないのだ。人間に嫌気がさして高専を辞めたあのときから、またはただひたすらに音ゲーをやっていた中学生時代のときから、あるいははじめてインターネットに触れて全能感を得ていた小学生のときから、ボクは未だ、何も変わっちゃあいないのだ。

 こうしてある程度以上の逃避を繰り返し続けて入った今の環境は、だんだんと近づいてくるオトナというやつに向けて、行動にある程度の理由を求めるようになってきたなと、また嫌気がさしている。それはあるいは前からそうだったのかもしれないが、兎角ボクは、全ての行動に意味を持っていなければならないようだ。
 そんなことが容易にできていたのは、果たしていつが最後だったのだろう、なんて。もしかしたら、そんなときは今まで一度も無かったのかもしれない、いや、かもしれないではなく、きっとそうなんだ。確信をもって言えること、ボクは未だ、オトナになれず、ドロドロに溶け切った頭のままで生きているのだ。
 「理由はいかが?」なんて、押し売りしてくれる人間が、あるいはAIがいたらいいのに。無意味に、ただ興味を持って動いているだけのボクは、もしかしたらゾンビのようなものなのかもしれない。近づいた事象に噛みついて離さぬまま、その肉が溶け切って頭部が自由に動くようになるまでそのまま居座り続ける。そんなゾンビなのかもしれない。いや、今この文を書いて納得した、ボクはゾンビなのだ。そうなんだ。全く、それは虚無妄想のはしりであろうに。憐れ。

忍ばせた鍵93回転レバガチャ25回永遠なるのアファメイシヨンを想定する同定男(2023/04/12)

 ここ最近は本当に不調気味で、なにをやる原動力もなければ、テトリスも上手くなく、飯も美味くなく。それでも変わらず野菜生活は美味いし、ダンダダンは面白い。それに本屋にも足繁く通ってはいる、そんな状況でございます、ワタクシは。

 そうやって通い続けている本屋。やっぱりよく見るのはラノベコーナー。次点で漫画コーナー。フッツ~の小説はAmazonで事足りるので、というかそもそもとして欲しいのは陳列されていないので、大した頻度では見ない。そんな本屋での話。

 ラノベコーナー。やっぱタイトルが読めないね、ってのがまず出てくる感想。異世界モノとかはもう顕著な例で、見る理由もないからと、キモ柄のついた背表紙のある区画はガン無視するようにしているのだけれど、それでもやっぱり読めない。マジでタイトルが長い。恋愛的なそれですら長い。そんなんじゃ出会えないよ、出会い系アプリのほうがタイトル短いんじゃないの? とか思っちゃう。だからなんなんだ。

 のくせに売れてるみたいで、フツ~に7,8巻出てたりする。なんならアンソロジーすら出てたりする。コワ~……。何が怖いって、本当にこーいうのが売れるっていう現実を突きつけられているのが怖い。これまではインターネット上でしか知らなかったそれが、目の前にあるこれとして認知がすり替わったのが怖い。当然、空想上の話じゃなかったんだ、という驚きもあります。本当に世界が変わっていってるんだなあって実感しちゃうな。そんで買ってみると、まあ売れる理由はちゃんとあるんすね(何様だ)みたいな内容で。そこは変わらないんだ、という安心感も、当然ありました。よかった~。

 次に出てくる感想、(絶対ナル孤独者の続刊出てないんだ……)。はよ出せコラ! なに新シリーズ出しとんじゃそもそもSAOも終わってないでしょ~が! 川原礫! このおたんこなす野郎! 待ってます。

 漫画コーナー。何も分かんない。まず背表紙は見てもしょうがない。だって絵柄見ないと買うか分かんないし、それに買ってる漫画は表紙でしか覚えてないし。裏表紙なんて見てもろくなことないし。漫画って表紙以外要らなくないか? SDGsに対応しろ! どうやって製本するつもりなんだ? 正気じゃねえな講談社……。

 それに、何が流行ってるかもわかんない。おれダンダダンとチェンソーマン以外しらね~もん、流行ってるやつ。何買えばいいんだよ。お勧めを教えてくれ! 川原礫! このおたんこなす野郎! 情報待ってます。

 おかげさまで、何度行ってもろくなことになりません。毎度毎度、ウマ娘はちょっと……、と言って購入していませんし、チェンソーもちょっと……と言って購入していません。14巻、今のうちに買っておかないとポイントつかないのにね……。

 とかなんとか言って、いま手元にはプリチーじゃないほうの1巻がありますし、チェンソー14巻もなんだかんだで来月買うでしょうし。ろくなことになりませんな、人生。